Ufuidotnet(うふい.net)／Excel「コピペで使える数式：翌日曜日・翌月曜日…翌土曜日の日付を求める数式」

翌日曜日・翌月曜日…翌土曜日の日付を求める数式

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([3]2020-11-25)

今日の日付をもとに、次(回)のｘ曜日（日～土）の日付を求める数式です。

　この数式は、今日の日付から次回の日曜日・月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日の日付を求める数式です。
　(注)説明は常に今日の日付をもとにして計算する例示となっています。

１．数式

　下表中の式、"=TODAY()+7-WEEKDAY(……" をコピペしてお使いください。
　B2セルから順に日曜日～土曜日の各曜日用です。
下記の表は、B2～B8セルに例として2017年11月15日(水)における翌日曜日～翌土曜日の日付の計算結果を表示しています。

	A	B	C
1	次の曜日	日付	Ｂ列セルの内容
2	日曜日	2017/11/19	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<1,-6,1)
3	月曜日	2017/11/20	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<2,-5,2)
4	火曜日	2017/11/21	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<3,-4,3)
5	水曜日	2017/11/22	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<4,-3,4)
6	木曜日	2017/11/23	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<5,-2,5)
7	金曜日	2017/11/24	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<6,-1,6)
8	土曜日	2017/11/25	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<7,0,7)

　下記の表は、数式中に求める曜日文字が現れるように工夫したタイプで、後日数式を見たときに求めている曜日を分かりやすくしたものです。

	A	B	C
1	次の曜日	日付	Ｂ列セルの内容
2	日曜日	2017/11/19	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("日","日月火水木金土",1),-6,1)
3	月曜日	2017/11/20	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("月","日月火水木金土",1),-5,2)
4	火曜日	2017/11/21	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("火","日月火水木金土",1),-4,3)
5	水曜日	2017/11/22	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("水","日月火水木金土",1),-3,4)
6	木曜日	2017/11/23	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("木","日月火水木金土",1),-2,5)
7	金曜日	2017/11/24	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("金","日月火水木金土",1),-1,6)
8	土曜日	2017/11/25	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("土","日月火水木金土",1),0,7)

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２.数式を組み立てられるようになりたい人のための解説

　　今日が2017/11/15(水)として、翌火曜日の日付を求める式を例に説明しましょう。

	B	C	D
1	日付	Ｂ列セルの内容	解　　説
2	2017/11/21	=TODAY()+6	(1) 翌火曜日を求める式ということで、基本になるのはこの式です。 "今日" が計算の起点になるのでTODAY関数で今日の日付を取得、例えば今日(2017/11/15(水))から翌火曜日まで6日です。
3	2017/11/21	=TODAY()+7-1	(2) 1週間（7日）から火曜日を起点に今日（水曜日）までの1日を引くという風に考えると残りの日数が計算できます。
4	2017/11/21	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+3	(3) 火曜日から今日（水曜日）までの日数(1日)をWEEKDAY関数を使って置き換えます。 WEEKDAY関数で発生する数値の範囲を“1(日曜)～7(土曜)の範囲の整数”で得る“1”にして使い、日曜～土曜の日数として計算する。そこから更に日曜～火曜分を加減して求めます。
5	2017/11/21	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<3,-4,3)	(4) 火曜日～すべての今日(曜日)までの日数に対応するためには、火曜より前の曜日(3-7)と火曜以降の曜日(3)で加える数値が変わるので、IF関数で処理を切り替える式にします。これで数式が完成です。
6	2017/11/21	=TODAY()+7-WEEKDAY(TODAY(),1)+IF(WEEKDAY(TODAY(),1)<FIND("火","日月火水木金土",1),-4,3)	(5) 処理の切り替えに使う火曜の“3”をFIND関数を使って算出する形に変えると、求める曜日文字“火”が数式中に現れるので、あとで数式を見たときに分かりやすいかもしれません。

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Excel Tips『コピペで使える数式：翌日曜日・翌月曜日…翌土曜日の日付を求める数式』更新記録

2020/11/25: [3] Excel2019を追加。

2017/12/06: [2] HTML5,UTF-8対応。Excel version 2016を追加。[コピー]ボタンを設置。

2012/11/19: [1] 常時現在月例示に対応。

2006/12/16: 新規Tipsとして公開。

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